咬み合わせと歯並びを考える
顎の歪み・歯列のライン・噛む位置
三位一体でお顔のバランスを整える
歯並びが悪いというのは、歯の生え方、向き、形や並びがちぐはぐになっているということ。そのようになってしまったのは、顎運動による力のかかり方の不具合が原因です。正常な咬み合わせ位置で噛むことで、上下の歯が正しく重なり、きれいな歯列を維持できます。当院では、歯を元の正しい位置に戻し、顎運動による力のかかり方を診断して、後戻りのないように矯正を行います。
噛む位置を合わせる
歯列を整える
顎運動で噛む力を調整する
価値ある美しい歯並びを手にいれる歯列矯正
主に顎運動と歯の力のかかり方が、歯並びに影響を及ぼします。正しい咬み合わせで、口腔内の機能を改善し、美しい見栄えと健康を手に入れましょう。
歯並び診断・治療設計
咬み合わせが悪いと、食べ物を良く噛むことができず、唾液の分泌量が減るため、むし歯や歯周病の原因となります。口腔内の歯の摩擦や、咬み合わせによる歯の接点を診て、適切な歯列移動を行うために精密機器検査で分析し、矯正治療を行います。
矯正装置の選択肢
マウスピース型矯正装置や、ワイヤーブラケットなど多くの矯正装置を取り揃えています。矯正治療中も快適に生活できるように、透明なブラケットやワイヤー(歯に固定する装置)、また裏側矯正など多くの選択肢を提案します。
矯正のメカニズムに沿った治療
歯周組織を診ると、歯は歯槽骨(しそうこつ)に埋まった状態。マルチブラケットなどの矯正装置で、持続的に歯に力を加えて歯の歯根膜(しこんまく)を圧迫し、歯を徐々に歯槽骨に吸収して隙間を埋めて負担なく移動させていくことが大切です。
矯正装置で歯に持続的な力を加え続けると、力が加えられている側の歯根膜には骨を吸収する破骨細胞(はこつさいぼう)がつくられ、歯槽骨が吸収されていきます。
反対側では歯根膜が引っ張られ隙間ができます。それを埋めるために骨をつくる 骨芽細胞(こつがさいぼう)が働き、骨を添加していきます。
骨の吸収と添 加が繰り返される間、歯はワイヤーで固定されているため、徐々に動かしたい方向に移動していきます。
不正咬合の種類
上下の歯が咬みあっていない状態など不正咬合の種類から、動かしたい歯を症例にあった治療で、少しずつ正常な歯列へと動かしていき、キレイな歯並びを創ります。
開咬 オープンバイト
上下の歯を噛み合わせた時、前歯が噛み合わず、隙間が空いている状態
下顎前突 受け口
上の歯が下の歯の上にかぶさる状態が正常な状態だが、その反対になってる状態
上顎前突 出っ歯
上の前歯が下の前歯より極端に出ている状態
そうせい 乱杭歯(らんぐいば)
顎の小ささなどが原因で、歯が正しい位置に生えず歯並びがデコボコになっている状態